第11回読書会のご案内

今年度の読書会では、最初にアリス・ミラーの著作を取り上げます。
元々は精神分析家として出発したアリス・ミラーは、
欲動理論を中心とした精神分析理論を批判的に捉え、のちに精神分析家を自ら辞めてゆきます。
その後は、暴力を中心的テーマとした独自の思想を展開し、多くの著作を残しました。
本来は人間の能力を育てるはずの教育がいかにして抑圧や暴力として働いてしまうのか、
また人間を解放するはずの精神分析がいかにそうした教育の負の側面を引き継いでしまうのか、
『魂の殺人』『禁じられた知』の二冊から抜粋した文章を読みながら
参加者の皆さんと考えたいと思います。

日時:2024年6月26日(金)20:00-21:30 
場所:オンライン(Zoom)
参加資格:当学会会員(会員種別は問いません)
参加費:無料
申し込み:こちらのフォームよりお申し込みください。
https://ja-dpmt.com/contact/
お申し込みいただいた方にのみ、資料をお送りいたします。