第21回読書会のご案内
今年の学会テーマ「暴力」にちなみ、今回はアンナ・フロイト著『自我と防衛』から9章:攻撃者との同一視を読みます。攻撃者との同一視は、いじめられた人がいじめる側に回るなど、不安を軽減するために働く無意識の防衛機制の一つです。フロイトが『快楽原則の彼岸』という文章の中で、有名な糸巻で遊ぶ幼児の観察を通して反復強迫について考察する際にすでに記述していた現象ですが、アンナ・フロイトによって命名・理論化されました。なぜ暴力は連鎖してしまうのか、本論考を通じて考察してみましょう。
アンナ・フロイト著『自我と防衛』第9章 攻撃者との同一視
日時:2025年6月27日(金)20:00-21:30
場所:オンライン(Zoom)
参加資格:当学会会員(会員種別は問いません)
参加費:無料
申し込み:こちらのフォームからお申し込みください